ダイレクトスロットルリンケージ開発の話

type2-004

前回の続きになります。
ダイレクトスロットルリンケージを作った理由ですが、
4連インマニキットタイプ2を製作した時に必須になったからというところまでお話しました。
タイプ1はインマニが真横に伸びていて水平になっているのに対してタイプ2は吸気の流入効率を考慮してインマニに角度を付けました。
インマニに角度を付けたことでフューエルデリバリーパイプと4スロ純正のアクセルリンケージが接触してしまい、考えた末に純正品を取り外して専用のリンケージを使うことでクリアしました。
その時できたのがこのダイレクトスロットルリンケージです。
試作では何かのエンジンのリンケージ部分をバラしてそれをベースに切ったり削ったり溶接したりして位置決めやサイズ出しをして、ステーもホームセンターで材料を買ってきて切断したり溶接したりして作りました。
タイプ2はこの部品の他、スロポジと純正ウォーターアウトレットが干渉してしまう為、専用のアウトレットも付属させていましたのでキットの販売価格が想定以上に高額になりすぎてユーザーさんにはご負担をかけてしまったと思っています。
4連インマニキットタイプ2-004<現在販売終了>
で、何とかキット販売価格を安くできないかと考えて造ったのが現在販売中の4連インマニキットタイプ3です。
タイプ3はスロットルを上下180°逆転させて取り付けることにより純正のアクセルリンケージがフューエルデリバリーパイプに接触することを防ぎ、更に専用ウォーターアウトレットが不要になったことでキット価格を下げることに成功しました。
4連インマニキットタイプ3
4連インマニキットタイプ2

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