FCRオーバーホール 浮動バルブ WPC&モリブデンショット加工

FCRキャブレターを全バラシして完全オーバーホール作業をしました。
スロットルバルブの動きがイマイチで、なんとなくジャリジャリした感じがありました。
ファンネル剥き出し仕様なので砂埃を吸い込んでボディの隙間に入って擦れているのでしょう。
当然、浮動バルブも擦れてコーティングが剥がれてきていました。
この浮動バルブはメーカーでは1シーズン又は1万6千km走行ごとに新品交換することを推奨しています。
同様にスロットルバルブCOMPも同時に交換を奨めています。
ですが、安いものでもないので入念に点検して今回は再利用することにしました。
ただし、コーティングが剥がれたままという訳にはいかないのでWPCとモリブデンショット処理をすることにしました。
取り外した浮動バルブを洗浄して施工業者に出しました。
待つこと約1週間。WPC&モリブデンショットされて浮動バルブが帰ってきました。
こんな感じです。
表面
左が処理後、右は未加工中古
浮動バルブWPC&モリブデンショット1
裏面
同じく左WPC&モリブデンショット施工品、右ノーマル中古
浮動バルブWPC&モリブデンショット2
そして組み立て完成。
全バラシしたので各部にメーカー推奨高級グリースのバリエルタを使用して組んでいます。
見た感じ新品の様です。
キャブジョイント側
FCRオーバーホール完成1
ファンネル側
FCRオーバーホール完成2
スライドバルブの動きもスムーズになりました。

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