AE86パワステの切れ角アップチューンは危険
ドリフト車輌に多いのが切れ角アップするアダプターをラックに取り付けるチューンですが
AE86のパワステ車でこの切れ角アップアダプターを使うとパワステが一瞬、効かなくなる症状がでることがあるそうです。
このワッシャーみたいなのがアダプター
今回ラック&ピニオンのリビルトをご依頼いただいたお客さまの物に着いていました。
作業で発見し取り外しました。
再びこれを着けちゃうと保証対象外になってしまいます。
切れ角をアップさせるとタイロッドの左右移動ストロークが多くなりますのでオイルシールで止まっていた部分にギアが切ってある部分まで動いてしまうため油圧が抜けるようです。
油圧が抜けた瞬間、一時的にパワステが効かなくなります。
サーキットならまだ良いですが一般道でパワステが効かなくなったら危ないですからね。
ですのでハチロクのパワステ車に切れ角アップアダプターの取り付けは止めた方が良さそうです。
切れ角アップにするならオモステだけにしましょう。
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